大型スポーツ店「アルペン」と「ゼビオ」を考察。どっちのスポーツ店に行く?
今回の記事では、大型スポーツ店「アルペン(デポ)」と「ゼビオ」を比較してみました。
よく街で見かける大型スポーツ店は「ゼビオ」と「アルペン(スポーツデポ)」があるので、実際にこの両店舗の店の考察をしていきます。
まずは、この2つのスポーツ店の個人的な印象をご紹介します。
「アルペングループ」の印象
アルペンはキスマークやイグニオ等の自社ブランド「PB商品」が強いスポーツ店です。
アルペンが自社ブランドに費やした費用はとても莫大で、特にキスマークのボード関係は有名なライダーが使用していたり等、広告も莫大な費用をかけています。ここまで純粋に自社ブランドが強いのは、強みであると言えます。ただ、PB商品が多い為NB商品(メーカー商品)が少なく大型スポーツ店としては選べる幅が少ない。
売場に関しては、基本的に連続陳列と左右対称陳列中心なので、とても見やすく欲しい商品が見つけやすい点が良いと思います。
アルペン公式サイトはこちら
「ゼビオグループ」の印象
ゼビオのPB商品には純粋な自社ブランドもありますが、デュアリグやラッセル等の海外スポーツメーカーから引っ張ってきたPB商品も多い。正確にはNPB(ナショナルプライベートブランド)商品というくくりなのかな?
ただ、この辺りのPB商品が売れているのかというと正直微妙なライン。しかしゼビオはNB(メーカー商品)ブランドの幅が広い印象。
ただ、商品整理がたまに追い付いていなく、汚く見える時が多いです。
ゼビオ公式サイトはこちら
アルペン・ゼビオ考察!
さて、アルペンとゼビオの印象についてご紹介した上で、アルペンとゼビオを考察していこうと思います。
[ブランドの幅はゼビオの方が多い]
ブランドの幅についてはアルペンより、ゼビオの方が多いです。スポーツシーンにとらわれずカジュアルなブランドもゼビオは取り扱っています。
ブランドの幅はゼビオの方が多いのですが、アルペンは一つのブランドのアイテムの数が多いのかなと思います。
ゼビオは定番の商品を削っているアイテムもあり、スポット商品も多いので商品の回転が早い。故に、セール品の品数が多く見受けられます。
[売り場が常にきれいなのはアルペン]
セール品が多い為か、通路を狭くしている時もあり売り場が見づらいことも…
逆にアルペンはセール品があるにしろ、売り場のまとまりを乱すほどではなく、ゼビオに比べいつでも見やすい。
また先ほども述べましたがPB商品が強いので、そもそも値下げをしなくてもいつも安いアイテムが揃っています。
売場という観点からみるとアルペンは広さもあり、陳列も一定なのでやはり見やすい・選びやすい。
[余計な物を買わないアルペン、ついで買いをしてしまうゼビオ]
アルペンはブランドの幅が少なく、売り場が見やすいく目的の物を見つけやすいので、滞在時間が必短くなり「余計な物を買わせる事が出来ない」という感じがします。
ゼビオはアルペン(スポーツデポ)に比べたら陳列も様々で、ついつい色々と購入してしまいそうな時がある。
ですがゼビオは、NB商品・PB商品も増やしている事もあり正直商品を受け入れきれていません。
なので在庫を上に伸ばしており、見て回ると疲れる時があります。あと、安全面的にもどうなのかとも感じます。
大型スポーツ店考察まとめ!
今回は、「ゼビオ」と「アルペン(スポーツデポ)」について考察してみました。
来店頻度はアルペンの方が圧倒的に多いのでゼビオの方はちょっと勉強不足なのですが、どちらも違う性質をもったスポーツ店なので見ていると面白いです。
またここでの考察は地元である帯広市を基にしています。他の店舗は解釈が異なる事があるので参考程度にしていただければ幸いです。
最後に考察をまとめ
[売り場]
アルペンは見やすいが遊びがない。ゼビオはある程度見やすく遊びがある。安全面的に気になるところはあるが、売場はゼビオの方がレベルが高い。
[商品構成]
アルペンはPB(オリジナル商品)が多い為、ブランドの幅が少ないが商品の奥行は厚い。ゼビオは魅力的なブランドが多いが商品に奥行がない事が多く、たまに定番を切っている事もある。
[総合比較]
店によっても変わるが、ブランド思考な人はゼビオがおすすめです。おしゃれなブランドや思いがけない商品が並んでいます。
しっかりとアイテムを揃えたいならアルペンがおすすめです。在庫の奥行がありますし、見やすくなっているので買い物がしやすく感じます。
価格に関しては、安定して安いのはアルペンの方で、セールとかで魅力的な物を提案してくるのはゼビオ。
またゼビオはチラシに載って無くても、とびっきり値下げしている事があるので、掘り出し物を探すワクワク感もあります。